フードつきマントの作り方(タオル)
ニコルのフードつきマントの作り方です
基本の形(トンガリ頭、フード深め)100均タオル使用です
※ ものすごく細かく工程を載せていきます。わかるからいらないわ!という人は飛ばしてください。わからない人は順番に縫っていきましょう!
【材料・道具】
100均ふわもこフェイスタオル(ポリエステルのもの) 同じもの2枚(1枚だと足りないかも)
縫い糸、縫い針、マチ針、指ぬき、糸通しもあると楽!
布切りハサミ、水で消えるチャコペン
コロコロのゴミ取りか掃除機
(↑細かいカスが出ます!必需品です)
↑ ダイ○ー 34×78cm フェイスタオル
1枚だとかなりギリギリです。2枚用意したほうがよいかも
↑ セ○ア 28✕70cm フェイスタオル 2枚必要です
どちらも「ポリエステル」メインの物を!
綿のタオル、パイル、ループタオル、は切ったらほどけます
フード浅め、丸頭、マント丸タイプは型紙アレンジでできます(後記)
まずは基本の形から
【型紙を切ります】
型紙はネットプリントで配布しています
番号と期限の告知はツイッターアカウント(@bam65bi)にてツイートします
基本の形はトンガリ頭、マント四角です
アレンジは一番下に↓↓↓(後日追記します)
では型紙を切ります
型紙はできあがり線(太い実線)で切り取ります(↓説明見てね)
(ぬいしろはこんな感じにつける時の参考イメージとして載せています)
これはタオル用 トンガリ頭 四角マント(基本形)です
切っていきます
フードは太線(ピンク)で切ります
深めは外の線(フード浅めは中の線で)
トンガリ頭は外の線で(丸頭は中の線で)
切れました
ダーツの三角も切り取ります
フードの型紙切れました
マントも太線(ピンク)で切ります
切るよぉ~切るよぉ~
切れました
↓ 説明書き忘れましたが、前を縫い閉じる時のぬいどまりの印もあります
【型紙を写します】
まずはタオルを広げて
タオルの角が縮んてる時があるので、伸しておきます
タオルに形紙を乗せて配置を決めます
大きめフェイスタオルなら1枚でも取れますが、取れないものもあるので2枚用意すると安心です
ぬいしろがちゃんと取れてるか確認しながら配置してください
ぬいしろはぐるっと1cmくらい付けます
タオル2枚用意したなら余裕があると思うので、あまり端に寄せないで置きましょう
1枚で作るときは、隣や端との間に気を付けて配置します。ぬいしろちゃんと取れてますか?
水で消えるチャコペンで描きます
型紙がずれないように重い物を乗せます(文鎮代わり)
ずれないように写す部分のあたりをそっと押さえて、タオルがよれないように型紙のフチをゆっくりなぞります
細かいところもゆっくりズレないように
写せました
隣との間、ぬいしろ確保できてますか?(1枚の場合のみ)
角のぬいしろ大丈夫ですか?
余裕をもって配置してください
位置を決めたら重りを置いて、ズレないように写していきます
型紙を軽く指でおさえながら、ズレないようにゆっくり形を写します
首のカーブを写したら、マントの中心、フードの端っこの合わせ位置、マントの前の縫い合わせのぬいどまりの印、も付けておきます
型紙をはずして、内側にも印を伸ばしておきます
写せました
【ぬいしろの線を描きます】
切る時に迷わないように、ぬいしろの線も描いておきます。
切る時はぬいしろの線で切ります
同じくらいの幅でぐるっと1cmくらい付けます
隣がある時はぬいしろをうっかり削らないようしっかり線を描いておきます
【タオルを切ります】
普通のハサミでは切れません。布切りハサミを使います
タオルやボアなどの素材は切ると細かいカスが出ます。あらかじめコロコロのゴミ取りか、掃除機を用意してください。
ぬいしろの線で切っていきます
隣り合ってるところは気をつけて!
どちらもぬいしろしっかり取れてますか?
切ったら切り口を全部コロコロします。表も裏も。
切り取った残りのほうも忘れずにコロコロします。
(残りを捨てる場合はしなくていいです)
部屋も汚れるし服に付くので必ずやりましょう!掃除機でも!
部品ができました
では、縫っていきます
【フードのダーツを縫います】
フードのダーツ(↓三角のところ)を縫います
裏面を上にして置き、ダーツの三角の角に針を刺します
そのままもう一方の角から出します
そのまま糸をひっぱっていきます。三角がくっついて半分に折れます
くっつきました。自然に折れてますね?
そのまま折って平らにします
三角の頂点のところで折れるようにして
斜めの辺を並縫いします。
頂点まで行ったら、一度くるっと少しすくって縫ってから玉止めします(縫い終わりの補強)
こんな感じにダーツが1つできました
隣の三角も同じようにします
三角の角から刺して、角から出して
そのまま糸をひっぱって
たためたら斜めの線を縫います。最後頂点でくるっとすくってから玉止めします
ダーツ2つめできました
全部の三角を縫いました
こんな感じになってます
反対側も同じように6ヶ所できました
【フードの後頭部を縫い合わせます】
おもてを中にして2つに折って
首のうしろの角と角を合わせてマチ針でとめます
間もズレないようにマチ針でとめておきます。裏側も確認して裏のぬいしろか外れていないか、少なくなってないか見ながらとめてください
ここでは型紙の線が表と裏できっちり合わなくても大丈夫です。ぬいしろは同じくらいに切ってあるはずなので、裏のぬいしろが外れていなければだいたいで大丈夫!
縫ってる時にずれないように何ヶ所かとめておきます
後頭部をナミ縫いします(そんなに細かく縫わなくても大丈夫)
最後は頂点で1度くるっとすくって玉止め(補強)
縫えました
こんな形になりました
【ダーツを少しカットします】
タオルがモコモコしてマントと縫い合わせるとき大変なので、三角を少しだけカットします
縫ったところの糸を絶対に切らないように!無理そうだったら無理して切らない!
ダーツのループになっている部分を少しカットします
ダーツのあまりを少しだけ斜めにカットします
切りました
カスをコロコロします
細いダーツはほんのちょっとカットします
ちょっとだけ
細くてカットできないのはループにハサミを差し込んでちょっとだけ切れ目を入れればいいです
カットできました
こんな感じです
【フードとマントを合わせていきます】
フードは後頭部の首が上に、頭頂部が下になるように置きます
フードとマントを画像の向きでならべます
マントをそのままフードの上に持っていって
マントの中心の印とフードの真ん中の合わせ目を合わせてマチ針でとめます
マントは角ではなく、印をつけたところを
フードは端っこの角をあわせます
(↓の説明見てください)
マントの印と
フードの端っこの角を合わせて、マチ針でとめます
反対もマントの印とフードの角を合わせて
マチ針でとめます
マントのほうが余っているはずです。
(余っていなければつける場所を間違っています)
とめました
ダーツの間をとめていきます。裏のぬいしろが外れていないか、少なくなっていないか確認しながらとめてください
では、縫い合わせていきます
マントの印と印のあいだを縫います
印の少し手前から縫い始めて、印の手前で数回返し縫いをして補強しておきます(マントの端っこのあまりの部分は縫わないように!)
補強したら中に向かって縫っていきます(なみぬい)
カットしたダーツ部分は広げて一緒に縫ってしまって良いです。分厚いのでゆっくりていねいに縫いましょう。
裏のぬいしろが外れていないか確認しながら縫います。
反対の印の所まで来たら、印の手前で数回返し縫いをして補強してから玉止めします。
こんな感じに縫えましたか?
裏を見るとマントが少し余っているはずです
フードとマントがつながりました
【フチの処理をしていきます】
まずはフードから(↓説明見てね)
フードの根元の首のぬいしろを上に折ります
その上に顔周りのぬいしろを折って重ねます
重ねたらマチ針でとめます
反対側の角も、首のぬいしろを折り上げて
顔まわりのぬいしろを折って重ねてマチ針でとめます
のこりの顔周りの部分はマチ針でとめてから縫っても、
ぬいしろを折りながら縫ってもどちらでもいいです。やりやすい方でやってください
(全部マチ針つけると刺さって痛かったりします…)
フチを縫っていきます
玉止め(最初の針)はぬいしろの裏の見えないところから刺します
角の折り重ねたあたりは細かくᏞ字にかがり縫いをしてください
角の部分を少しかがり縫いをしたら、そこから上の方はそのままかがり縫いでもなみぬいでも好きな縫い方で良いです。やりやすい方で。
なみぬいでもタオルのモコモコに縫い目が埋もれて見えないので多少縫い目が不揃いでも粗くてもバレません!
顔周りをぐるっと縫ったら、また最後の角の所は折り目の端をかがり縫いします。見えないところで玉止めしてください
【マントの前のとめ方】
マントの前のとめ方により縫い方が変わります
縫い合わせてしまうか?リボンをつけて結べるようにするか?
↓縫い合わせた場合
縫い合わせるとニコルに着せるときは首のところに脚から入れて手と胴体を細くして着せます。
前はスッキリした形になります。縫うのは楽です。
↓脚から細くなって着せる図(Tシャツの写真ですみません)
↓リボンで結ぶ場合
リボンをつけると着せ替えは楽です。リボンを縫いつける必要があります。好きな方法で!
【リボンをつける場合】
リボンで結ぶ場合はこのままマントの端っこを折ってフチの処理をします。
角はかがり縫い。あとは自由に。
(リボンの付け方はあとで追記します)
【前を縫い合わせてしまう場合】
マントの上を少しだけくっつけて縫います
マントにつけたぬいどまりの印まで縫います
裏を外にして半分に折り、
マントの角と角、線のぬいどまりの印を合わせてマチ針でとめます
角からぬいどまりまでを縫います。最初と最後は補強のために何度かかえし縫いをしてください
ここは脱ぎ着の時に力が掛かるところなのでしっかりと補強します
【マントのフチの処理をします】
縫い合わせたマントのぬいしろを割って、身頃側に折ります
折った上に首まわりのぬいしろを下に折ります
左右とも同じように折り、マチ針でとめます
フードの端っこより少し内側から縫い始めます
かがり縫いでぬいしろが浮かないように縫っていきます。折った所を縫い付けるように
そのまま反対の首まわりも縫って、フードより少し向こうまでかがり縫いをして目立たないところで玉止めします
マントの前とスソもぬいしろを折ってなみぬいかかがり縫いをします
スソのぬいしろを上に折り上げ、前のぬいしろを重ねて折ります
縫うときは角の部分は細かくかがり縫い、あとの部分はなみぬいでもかがり縫いでも
完成です!おつかれさまでした!
スソはぬいしろ切りっぱなしでもピラピラしてかわいいです。アレンジはお好みで
【型紙アレンジ】
基本はフード深め、トンガリ頭で作りましたが、
フード浅めで作ると顔がよく見えます。好きな深さで作ってください
左 フード深め、右 フード浅め
トンガリ頭 と 丸頭
丸頭
フェルトで作るタイプも現在整備中です