パジャマとナイトキャップの作り方
ニコル用つなぎパジャマとナイトキャップの作り方です。100均のふわもこタオルを使っています。
パーツが大きいので配置によってはタオル1枚では足りないと思います。できれば同じ色のタオルを2枚用意してください。
34cm×78cmのものならギリギリ1枚でできますが、それより小さいものは2枚必要です。心配な場合は2枚用意してください。
切り口がほどけないポリエステルのふわもこタイプのものを使ってください。綿のループタオルは切ったらほどけます。フリースでも作れます。切り口がほどける布地で作る時は縫い代を増やして工夫してください。
型紙をタオルに並べます。縫い代が隣と重ならずにきちんと取れているか確認してください。
タオルは縦と横で伸びる率が違います。タオルによってもマチマチです。型紙の向きが揃っていないと歪んでしまい合わなくなります。
必ず向きを揃えてください(ナナメに置いたりしない)
34cm×78cmのタオルなら↓の配置で置けば1枚で取れると思います。
小さめのタオルの場合は2枚に分けます。
チャコペンなどでタオルに型紙を写します。
向きを揃えて!縫い代を忘れずに!隣とぶつかってないか確認して!
【つなぎパジャマの作り方】
パーツをハサミで切ります。
前身頃、後ろ身頃左、後ろ身頃右、帽子前、帽子後ろ、の5つです。
脇の下、股下の縫い代に少し切れ目を入れます。縫い目まで切ってしまわないように気をつけてください。
ハサミで切ったらクズが出るのでコロコロや掃除機などで丁寧に取ります。
後ろ身頃の背中を合わせ、首の開く部分と尻尾の穴の部分は縫わず、尻尾の穴の上部分と下部分をマチ針でとめて縫います。背中の開き口の下と股の部分は破れやすいので、返し縫いをしておくと良いです。
尻尾を出さずにしまっちゃうよ!という場合は穴を開けずにつなげて縫っても良いです。(おしりがモコモコになるけどそれはそれでかわいいです。)
縫い合せた後ろ身頃と前身頃を重ね、マチ針でとめて、肩・脇・股下を縫います。袖口と足のすそは縫い代まで続けて縫います。
肩(エリ)は折り返せなくなるので縫い代まで縫わずに止めてください。エリ(肩)は脱ぎ着の時に使うので破れやすいです。襟のトメのところは返し縫いをして強化しておくと破れ防止になります。
袖口を折り返し、ぐるっと縫います。縫い代が少ないのでなみ縫いよりかがり縫いのほうがめくれてこなくて良いと思います。モコモコしているので縫い目が荒くても見えません。細かく縫わなくてもほどけない程度に荒くても大丈夫。
裾を縫います。ゴムを入れて少しすぼめます。
ゴムはなるべく細い物を。100均でも売ってます。
ぐるっと縫ってからゴムを入れても良いですが、生地が厚くてゴムを入れにくいので私は縫いながらゴムを間に入れて縫っていきます。ゴムの端が抜けてしまわないように長めに出すか、どこかに留めておいてください。なみ縫いで大丈夫です。
ゴムを入れて少しすぼめた状態です。ほんのちょっと裾がふわっとすぼめば良いのでそんなにきつく締めなくてもよいです。
エリ、背中の空き口を縫います。縫い代を折り込んでマチ針でとめ、かがり縫いしていきます。肩の合わせ目や角は余った縫い代をうまく畳んで縫ってください。
背中の開きの重ねる部分にホックやボタンマジックテープなどをお好みでつけます。
【ナイトキャップの作り方】
前と後ろを合わせ三角の部分を縫い合わせます。なみ縫いで良いです。
縫い始めと縫い終わりはほどけやすいので少し返し縫いをしてください。縫い代部分まで続けて縫います。
ゴムを挟みながら縫い代を縫います。なみ縫いで良いです。途中でゴムが抜けないように気をつけて。最後にゴム通して入れても良いです。
あまりキツくならないようにほんの少しだけゴムを締めてとめます。頭にかぶせてみて調節してください。
帽子はうしろが前より少し長くなっています。ニコルの片耳にかぶせたら、うしろを後頭部の丸みを包むようにグイッと引っ張ってかぶせると脱げにくくなります。
ライブに連れて行って移動する時などはがっつりかぶせてしまうと脱げにくくなるので紛失しづらいと思います。
出来上がりです
お好みでボタンなど付けてください