タオルで作る簡単エリなしジャケット
100均タオルで作るエリなし袖なし簡単ジャケットです。
長さを変えてショート丈、ロング丈が作れます。
前オープン羽織るボレロ型(簡単)と前をボタンやホックでとめるボタン型の2パターン作れます。
【基本の作り方】
①タオルに型紙を乗せて写します。
ぬいしろは1cmくらいつけてください。
置く時にぬいしろが取れるか確認しながら置いてください。
⚠タオルには伸びる方向と毛並み?があるのでパーツを置く方向は揃えてください。(全部縦向きに取る、全部横向きに取る、上下を揃える)
あとで形が変わってしまって合わなくなります。、
ななめに取ると歪んで合わなくなりますので注意!
②ワキの下4ヶ所のぬいしろにハサミで切り込みを入れておきます。
③切り口からカスが出るのでにコロコロでキレイにしてください。
④前身頃と後ろ身頃を中表に合わせ、マチ針でとめて肩を縫い合わせます。
エリのぬいしろまでは縫わないように気をつけて。袖口のぬいしろは縫ってもよいです。並縫いでOK。
後々ほどけないように、エリ側は少し返し縫いしておくと良いです。
⑤さっき縫った肩を開き、ぬいしろも平らに開き、袖口のぬいしろを折ってマチ針でとめます。
並縫いで良いですが、丁寧にしたい方はかがり縫いすると良いです。お好きに。
⑥ワキを合わせてマチ針でとめ、スソまで縫います。ぬいしろまで縫ってしまって良いです。
⑦フチのぬいしろをできあがり線のカーブに合わせて丸く折りマチ針でとめていきます。カーブがきついところはていねいに!
ぐるっと一周縫います。
ボレロ型(前オープンタイプ)はこれで完成です
【ボタン型(前とめタイプ)】
⑧ボタンつけ位置にホックなどをつけ、表側に飾りボタンをつけます。止め具はお好きなものをどうぞ。
玉縁ボタンホールしてもよいです。ちょっと大変ですが…
玉縁ボタンホールの作り方
https://twitter.com/bam65bi/status/919868362389204992?s=21
ボレロ型なら楽に作れると思います。
初心者さんでも縫い目が荒くても普通の裁縫セットに入っているもめん糸でタオルの色に近い色で縫えばほとんど埋まって見えないと思います。
タオルと同じ色の糸を買ってくればほぼ平気です。
(わざと赤い糸でザックリ縫ったものです。そんなに縫い目は目立ちません。同系色の糸ならわからないと思います)
フチ周りや袖口を縫う時は表に出る縫い目が小さくなるようにちょっと気をつけたらさらにキレイにできると思います。
【モコモコ生地で作る場合】
タオルのかわりにあったかモコモコ生地で作ってもかわいいです。
タオルより少していねいに縫わないとせっかくの毛並みが潰れてしまうので注意点を記載しておきます。
今回使用したのは100均で購入したこちらのスヌード
縫い目を探して糸を切り、ほどいて解体します。
型紙を写します。ぬいしろは型紙のまわり全て1cmずつ付けてください。配置するときにぬいしろがぶつからずにちゃんと取れていることを確認して置いてください。
モコモコ生地は裏地が目の粗い布になっていることが多いです。
毛も巻き込んでジャキジャキ切ると細かい毛が舞って大変なのでなるべくハサミの先で裏の布だけをすくって切っていくと良いです。
(コロコロや掃除機で吸うからいいわ!という方はジャキジャキ切りましょう)
全て切ったらコロコロで切り口すべての切りカスをキレイにします。
切り取ったあとの残った生地も細かいカスが出るのでコロコロしておくと良いです。
肩と脇の縫い合わせは普通に並縫いで良いですが
そで口とフチ周りは並縫いすると表の毛が潰れてしまうのでかがり縫いがおすすめです。
ぬいしろはガッツリ糸を通して良いですが、表になる部分のほうは縫い目が出ないよう、表の毛を潰さないように、裏地の生地を針で少しすくって縫ってください。
裏地をちょっとすくって、ぬいしろに糸を通して軽くひっぱって、を繰り返してとめていきます。
(おわかりいただけただろうか)
おもての毛並みを潰さない、だけ気をつければ縫い目も目立たないのできれいにできると思います。