サンタマントの作り方
ニコル用フードつきマントのクリスマスバージョンです。100均の大判フェルトで作ります
型紙は大判フェルトで作るサンタマント専用に簡略化してありますのでアレンジや他の素材で作る場合は通常のフードつきマントの型紙を使ってください
【材料と道具】
・100均の大判フェルト(60×60cm) 1枚
↓はセ○アで購入
・ファー部分のふわふわ素材(↓に詳しく)
・リボン 襟元で結びます(20cmくらい×2本)
【道具】
・水で落ちるチャコペン、布切りハサミ
・縫い糸(赤い糸とファー用の白い糸)
縫い針、マチ針(糸通しと指ぬきもあると楽)
・コロコロ(ファーがフェルト以外の時はゴミが出ます)
・布用ボンド(ファーを白フェルトで作る場合)
☆ファー部分☆
①簡単なのは白フェルトを切ってボンドで貼るだけです。型紙の形にフェルトを切って貼ってください
(型紙の/////の部分が白フェルト)
②ニットはぎれ、フリースなど 薄くて伸びるので使いやすい ☆おすすめ!
③100均のヘアターバン、ネックウォーマーなど ほどくのが面倒くさいが、ふわふわしてて伸びも良いので縫いやすい ☆おすすめ!
(ヘアターバンの分解 ↓↓↓一番下のほうに解説あります)
④ふわふわポリエステルタオル ちょっと分厚いので縫うのが大変かも
【型紙】
ネットプリントで配布します。配布期間や番号はツイッター(@bam65bi)で告知します
【型紙を切る】
フードとマントを線で切り取ります
フードの△三角の部分を切り取ります
ファーの型紙も切り取ります
(白フェルトの場合はいりません)
1本だけのりしろ付きです。長さは3本とも同じです
のりしろに糊を付けてもう一枚と繋げます
短いの1本と長いの1本ができます
【型紙をフェルトに写す】
フェルトに型紙を乗せて配置を決めます
フェルトには裏表は無いので適当で
フェルトはぬいしろがいらないので、隣とギリギリでも大丈夫。少し余裕を見て配置します
水で落ちるチャコペンで形をなぞります。型紙がズレないように。重い物を乗せると文鎮かわりになります
型紙を手で押さえながらチャコペンで形をなぞります。△三角の部分もズレないように写します
切るときは三角の部分はそのまま残すので、軽く繋げたラインもひいておいてください(大体でOK)
マントの型紙も同じように
ズレないように形を写したら、マントの中心、フードの端の印も付けておきます
型紙を外したら線の内側に印を伸ばします
【フェルトを切る】
線でフェルトを切り抜きます。が!!!
↓ フードの△三角の部分は切らずに残しておきます
三角の部分、頭側(丸みのある方)の辺だけ切ります
反対側も、頭側の辺だけ切ります
【フードの三角を重ねて縫う】
線が見えたほうが縫いやすいので線をつけた側を「おもて」とします(フェルトは表裏無し)
頭側から順番に縫っていきます①→②→③の順
①の切った辺を切ってないほうの辺に重ねて合わせ
マチ針でとめます
裏から針を刺し、すくうようにかがり縫いします
こんな感じに縫います
上まで縫ったら裏で玉止めします
②も同じように切った辺を切ってない辺に重ねて
縫います。縫ったら③もおなじように
反対側も頭側から①②③の順で
私は右利きなので縫い辛いのでひっくり返して縫います
3本とも縫えました
裏返して余った三角を切り落とします
あまりギリギリにしなくていいです。ちょっと残して切ります
【フードにファーをつける】
フードのおもてを上にして置き、ファーの裏を上にしてのせます
フードの顔側のフチから5mmくらいのところにファーの端を置きマチ針でとめていきます
型紙の↓の部分が1.5cmなので参考にしてください
白い糸でフェルトの端からだいたい1.5cmくらいのところをなみぬいします。縫い付けられればいいので縫い目は大きくても大丈夫!
ざっくり向こうまで縫いました
裏はこんな感じになってます
おもてに戻して、縫いつけたファーを縫い目で下に折り返します
こうなってます
裏返すとはみ出ているはずです
はみ出た部分を折り返してフェルトにかぶせてマチ針でとめます
裏は縫い付けられれば良いので、かがり縫いでもなみぬいでも好きな縫い方で。細かく丁寧に縫わなくても良いです。表のフェルトに糸が出ないように!
ファーの裏側縫い付けました
【マントにファーをつける】
マントの3ヶ所印がついてるほうが裏です
ファーは2本切ったものの長い方を使います
マントの表(印の無い方)を上にして置き
ファーの裏を上にして乗せていきます
ファーのはしっこはフェルトより長くはみ出すように乗せてください(画像は足りなくて失敗です)
ファーは裏を上に。
フードと同じように、フェルトの端から5mmくらい内側にあわせてマチ針でとめていきます
あまり引っ張りすぎないようにゆったり乗せていきます
カーブのきつい所はあとでキツくなるので特にゆったりと。ちょっとたるませ気味にします
フェルトの端から1.5cm(おおよそでいい)くらいのところをザックリなみぬいしていきます。細かくなくて良いです。
ぐるっと縫えました。端で玉止めして余ったらちょっと多めに残して切ります
フードと同じように、縫い目で折り返して
全部外に折り返していきます
裏返して、はみでた部分を折り返してフェルトにかぶせます
かぶせてマチ針でとめていきます
裏にまわした分は縫い付ければいいので、かがり縫いでもなみぬいでも好きな遣り方で。
縫い目もざっくりで大丈夫。表に糸が出ないようにだけ気をつけて
全部縫いつけたら、あまりギリギリにならないようにはみでた部分を切ります
マントのファーがつきました
【後頭部を縫い合わせる】
フードをおもてを外にして半分に折り、角と端を合わせてマチ針でとめます
頭頂部の裏から針を出し、
2枚合わせてフチを2~3mmくらいすくってかがり縫いします。裏が外れていないか見ながら縫います
こんな感じです
縫い目はこうなります
フードできました
【フードとマントを止める】
マントは裏(印のあるほう)を上に
フードをひっくり返します(後頭部表側が上になります)
マントをフードの上に乗せていきながら
マントの中心のしるしとフードの真ん中の縫い目を合わせます
中心を合わせました
はしっこも合わせます
マントの印(端より少し内側の印)とフードのはしっこを合わせます
マチ針でとめます
反対側も、マントの印とフードの端
合わせてマチ針でとめます
3ヶ所の印を合わせました
あいだも2枚のフチを合わせながらマチ針でとめます
2枚合っているか?片方布が外れたりしていないか?確認します
マントのほうがフードよりもはみ出ているはずです。はみ出ていなければ合わせた位置が間違っています。
【フードとマントを縫い合わせる】
フードの端から少し内側から縫い始めます
端まで縫ったら端はちょっと丁寧に細かく縫います(補強のため)端から戻って向こうまで縫います
布の端2枚を3mmくらいすくってかがり縫いします。裏が外れていないか見ながら縫います
最後も端をしっかり丁寧に縫って少し戻ってマントの裏で玉止めします
縫えました
マントつながりました
【リボンのつけ方】
切り口がほどけてくるリボンは布用ボンドを切り口に少し塗り乾かします
リボン(20cm×2本)
マントのはみでたところにつけます
はみでたところに
リボンを乗せてマチ針でとめ
とれないように縫いつけます。表から見えないように白い糸で縫うと良いです
反対側も同じに
リボンつきました
【頭のボンボンの作り方】
見本は布を丸く縫って作ってあります
毛糸で作るほうが難しくないのでおすすめします
【毛糸のボンボンの作り方】
100均毛糸(太さ書いてませんがそんなに太くない)
厚紙 6~7cm幅
厚紙に毛糸を100回巻きます(太いのは少なくていいかも)
そっと外して、真ん中を毛糸でぎゅっとしばります
輪になっているところを切ります
切りました
丸くなるように整えます。形を見ながらでっぱったところをカットしていきます
丸くなりました。8cmの厚紙で5cmの玉ができました
頭頂部の裏から針を出し、ボンボンの中心を通るように糸を刺してぬいつけます。何度か縫ってグラグラしなければOKです。裏で玉止めします
【布で玉を作る】
ファーの余り布に丸を書き
ざっくりをなみぬいします
糸は両端長めに残しておきます
糸をひっぱって縮めていき、
縮めきる前に周りの余った布をぎゅうぎゅう押し込みます
押し込んだら糸をひっぱって閉め、糸を結びます
頭頂部の裏から針を出し何度かぬいつけます。グラグラしなければOK。裏で玉止めします。
完成です!
おつかれさまでした!!!
【ヘアターバンの分解方法】
今回使ったのはセ○アのもの
モノによってはサイズが足りないかも知れません
縫い合わせの糸を切ってほどいていきます
中にゴムが入っていたりします
ゴムに縫い付けてある糸も切って外します
残った糸を抜いてきれいに取り除きます
伸ばすとこんな感じです
セ○アのヘアターバンは78cmくらいありましたので長いファーが取れます
ファーの型紙を乗せて線を引き
切ります
長いのと短いの、取れました
長さが足りない場合は繋いで使ってください
ふわふわのゴミが出るのでコロコロできれいにします
フードつきマントの作り方(タオル)
ニコルのフードつきマントの作り方です
基本の形(トンガリ頭、フード深め)100均タオル使用です
※ ものすごく細かく工程を載せていきます。わかるからいらないわ!という人は飛ばしてください。わからない人は順番に縫っていきましょう!
【材料・道具】
100均ふわもこフェイスタオル(ポリエステルのもの) 同じもの2枚(1枚だと足りないかも)
縫い糸、縫い針、マチ針、指ぬき、糸通しもあると楽!
布切りハサミ、水で消えるチャコペン
コロコロのゴミ取りか掃除機
(↑細かいカスが出ます!必需品です)
↑ ダイ○ー 34×78cm フェイスタオル
1枚だとかなりギリギリです。2枚用意したほうがよいかも
↑ セ○ア 28✕70cm フェイスタオル 2枚必要です
どちらも「ポリエステル」メインの物を!
綿のタオル、パイル、ループタオル、は切ったらほどけます
フード浅め、丸頭、マント丸タイプは型紙アレンジでできます(後記)
まずは基本の形から
【型紙を切ります】
型紙はネットプリントで配布しています
番号と期限の告知はツイッターアカウント(@bam65bi)にてツイートします
基本の形はトンガリ頭、マント四角です
アレンジは一番下に↓↓↓(後日追記します)
では型紙を切ります
型紙はできあがり線(太い実線)で切り取ります(↓説明見てね)
(ぬいしろはこんな感じにつける時の参考イメージとして載せています)
これはタオル用 トンガリ頭 四角マント(基本形)です
切っていきます
フードは太線(ピンク)で切ります
深めは外の線(フード浅めは中の線で)
トンガリ頭は外の線で(丸頭は中の線で)
切れました
ダーツの三角も切り取ります
フードの型紙切れました
マントも太線(ピンク)で切ります
切るよぉ~切るよぉ~
切れました
↓ 説明書き忘れましたが、前を縫い閉じる時のぬいどまりの印もあります
【型紙を写します】
まずはタオルを広げて
タオルの角が縮んてる時があるので、伸しておきます
タオルに形紙を乗せて配置を決めます
大きめフェイスタオルなら1枚でも取れますが、取れないものもあるので2枚用意すると安心です
ぬいしろがちゃんと取れてるか確認しながら配置してください
ぬいしろはぐるっと1cmくらい付けます
タオル2枚用意したなら余裕があると思うので、あまり端に寄せないで置きましょう
1枚で作るときは、隣や端との間に気を付けて配置します。ぬいしろちゃんと取れてますか?
水で消えるチャコペンで描きます
型紙がずれないように重い物を乗せます(文鎮代わり)
ずれないように写す部分のあたりをそっと押さえて、タオルがよれないように型紙のフチをゆっくりなぞります
細かいところもゆっくりズレないように
写せました
隣との間、ぬいしろ確保できてますか?(1枚の場合のみ)
角のぬいしろ大丈夫ですか?
余裕をもって配置してください
位置を決めたら重りを置いて、ズレないように写していきます
型紙を軽く指でおさえながら、ズレないようにゆっくり形を写します
首のカーブを写したら、マントの中心、フードの端っこの合わせ位置、マントの前の縫い合わせのぬいどまりの印、も付けておきます
型紙をはずして、内側にも印を伸ばしておきます
写せました
【ぬいしろの線を描きます】
切る時に迷わないように、ぬいしろの線も描いておきます。
切る時はぬいしろの線で切ります
同じくらいの幅でぐるっと1cmくらい付けます
隣がある時はぬいしろをうっかり削らないようしっかり線を描いておきます
【タオルを切ります】
普通のハサミでは切れません。布切りハサミを使います
タオルやボアなどの素材は切ると細かいカスが出ます。あらかじめコロコロのゴミ取りか、掃除機を用意してください。
ぬいしろの線で切っていきます
隣り合ってるところは気をつけて!
どちらもぬいしろしっかり取れてますか?
切ったら切り口を全部コロコロします。表も裏も。
切り取った残りのほうも忘れずにコロコロします。
(残りを捨てる場合はしなくていいです)
部屋も汚れるし服に付くので必ずやりましょう!掃除機でも!
部品ができました
では、縫っていきます
【フードのダーツを縫います】
フードのダーツ(↓三角のところ)を縫います
裏面を上にして置き、ダーツの三角の角に針を刺します
そのままもう一方の角から出します
そのまま糸をひっぱっていきます。三角がくっついて半分に折れます
くっつきました。自然に折れてますね?
そのまま折って平らにします
三角の頂点のところで折れるようにして
斜めの辺を並縫いします。
頂点まで行ったら、一度くるっと少しすくって縫ってから玉止めします(縫い終わりの補強)
こんな感じにダーツが1つできました
隣の三角も同じようにします
三角の角から刺して、角から出して
そのまま糸をひっぱって
たためたら斜めの線を縫います。最後頂点でくるっとすくってから玉止めします
ダーツ2つめできました
全部の三角を縫いました
こんな感じになってます
反対側も同じように6ヶ所できました
【フードの後頭部を縫い合わせます】
おもてを中にして2つに折って
首のうしろの角と角を合わせてマチ針でとめます
間もズレないようにマチ針でとめておきます。裏側も確認して裏のぬいしろか外れていないか、少なくなってないか見ながらとめてください
ここでは型紙の線が表と裏できっちり合わなくても大丈夫です。ぬいしろは同じくらいに切ってあるはずなので、裏のぬいしろが外れていなければだいたいで大丈夫!
縫ってる時にずれないように何ヶ所かとめておきます
後頭部をナミ縫いします(そんなに細かく縫わなくても大丈夫)
最後は頂点で1度くるっとすくって玉止め(補強)
縫えました
こんな形になりました
【ダーツを少しカットします】
タオルがモコモコしてマントと縫い合わせるとき大変なので、三角を少しだけカットします
縫ったところの糸を絶対に切らないように!無理そうだったら無理して切らない!
ダーツのループになっている部分を少しカットします
ダーツのあまりを少しだけ斜めにカットします
切りました
カスをコロコロします
細いダーツはほんのちょっとカットします
ちょっとだけ
細くてカットできないのはループにハサミを差し込んでちょっとだけ切れ目を入れればいいです
カットできました
こんな感じです
【フードとマントを合わせていきます】
フードは後頭部の首が上に、頭頂部が下になるように置きます
フードとマントを画像の向きでならべます
マントをそのままフードの上に持っていって
マントの中心の印とフードの真ん中の合わせ目を合わせてマチ針でとめます
マントは角ではなく、印をつけたところを
フードは端っこの角をあわせます
(↓の説明見てください)
マントの印と
フードの端っこの角を合わせて、マチ針でとめます
反対もマントの印とフードの角を合わせて
マチ針でとめます
マントのほうが余っているはずです。
(余っていなければつける場所を間違っています)
とめました
ダーツの間をとめていきます。裏のぬいしろが外れていないか、少なくなっていないか確認しながらとめてください
では、縫い合わせていきます
マントの印と印のあいだを縫います
印の少し手前から縫い始めて、印の手前で数回返し縫いをして補強しておきます(マントの端っこのあまりの部分は縫わないように!)
補強したら中に向かって縫っていきます(なみぬい)
カットしたダーツ部分は広げて一緒に縫ってしまって良いです。分厚いのでゆっくりていねいに縫いましょう。
裏のぬいしろが外れていないか確認しながら縫います。
反対の印の所まで来たら、印の手前で数回返し縫いをして補強してから玉止めします。
こんな感じに縫えましたか?
裏を見るとマントが少し余っているはずです
フードとマントがつながりました
【フチの処理をしていきます】
まずはフードから(↓説明見てね)
フードの根元の首のぬいしろを上に折ります
その上に顔周りのぬいしろを折って重ねます
重ねたらマチ針でとめます
反対側の角も、首のぬいしろを折り上げて
顔まわりのぬいしろを折って重ねてマチ針でとめます
のこりの顔周りの部分はマチ針でとめてから縫っても、
ぬいしろを折りながら縫ってもどちらでもいいです。やりやすい方でやってください
(全部マチ針つけると刺さって痛かったりします…)
フチを縫っていきます
玉止め(最初の針)はぬいしろの裏の見えないところから刺します
角の折り重ねたあたりは細かくᏞ字にかがり縫いをしてください
角の部分を少しかがり縫いをしたら、そこから上の方はそのままかがり縫いでもなみぬいでも好きな縫い方で良いです。やりやすい方で。
なみぬいでもタオルのモコモコに縫い目が埋もれて見えないので多少縫い目が不揃いでも粗くてもバレません!
顔周りをぐるっと縫ったら、また最後の角の所は折り目の端をかがり縫いします。見えないところで玉止めしてください
【マントの前のとめ方】
マントの前のとめ方により縫い方が変わります
縫い合わせてしまうか?リボンをつけて結べるようにするか?
↓縫い合わせた場合
縫い合わせるとニコルに着せるときは首のところに脚から入れて手と胴体を細くして着せます。
前はスッキリした形になります。縫うのは楽です。
↓脚から細くなって着せる図(Tシャツの写真ですみません)
↓リボンで結ぶ場合
リボンをつけると着せ替えは楽です。リボンを縫いつける必要があります。好きな方法で!
【リボンをつける場合】
リボンで結ぶ場合はこのままマントの端っこを折ってフチの処理をします。
角はかがり縫い。あとは自由に。
(リボンの付け方はあとで追記します)
【前を縫い合わせてしまう場合】
マントの上を少しだけくっつけて縫います
マントにつけたぬいどまりの印まで縫います
裏を外にして半分に折り、
マントの角と角、線のぬいどまりの印を合わせてマチ針でとめます
角からぬいどまりまでを縫います。最初と最後は補強のために何度かかえし縫いをしてください
ここは脱ぎ着の時に力が掛かるところなのでしっかりと補強します
【マントのフチの処理をします】
縫い合わせたマントのぬいしろを割って、身頃側に折ります
折った上に首まわりのぬいしろを下に折ります
左右とも同じように折り、マチ針でとめます
フードの端っこより少し内側から縫い始めます
かがり縫いでぬいしろが浮かないように縫っていきます。折った所を縫い付けるように
そのまま反対の首まわりも縫って、フードより少し向こうまでかがり縫いをして目立たないところで玉止めします
マントの前とスソもぬいしろを折ってなみぬいかかがり縫いをします
スソのぬいしろを上に折り上げ、前のぬいしろを重ねて折ります
縫うときは角の部分は細かくかがり縫い、あとの部分はなみぬいでもかがり縫いでも
完成です!おつかれさまでした!
スソはぬいしろ切りっぱなしでもピラピラしてかわいいです。アレンジはお好みで
【型紙アレンジ】
基本はフード深め、トンガリ頭で作りましたが、
フード浅めで作ると顔がよく見えます。好きな深さで作ってください
左 フード深め、右 フード浅め
トンガリ頭 と 丸頭
丸頭
フェルトで作るタイプも現在整備中です
パジャマとナイトキャップの作り方
ニコル用つなぎパジャマとナイトキャップの作り方です。100均のふわもこタオルを使っています。
パーツが大きいので配置によってはタオル1枚では足りないと思います。できれば同じ色のタオルを2枚用意してください。
34cm×78cmのものならギリギリ1枚でできますが、それより小さいものは2枚必要です。心配な場合は2枚用意してください。
切り口がほどけないポリエステルのふわもこタイプのものを使ってください。綿のループタオルは切ったらほどけます。フリースでも作れます。切り口がほどける布地で作る時は縫い代を増やして工夫してください。
型紙をタオルに並べます。縫い代が隣と重ならずにきちんと取れているか確認してください。
タオルは縦と横で伸びる率が違います。タオルによってもマチマチです。型紙の向きが揃っていないと歪んでしまい合わなくなります。
必ず向きを揃えてください(ナナメに置いたりしない)
34cm×78cmのタオルなら↓の配置で置けば1枚で取れると思います。
小さめのタオルの場合は2枚に分けます。
チャコペンなどでタオルに型紙を写します。
向きを揃えて!縫い代を忘れずに!隣とぶつかってないか確認して!
【つなぎパジャマの作り方】
パーツをハサミで切ります。
前身頃、後ろ身頃左、後ろ身頃右、帽子前、帽子後ろ、の5つです。
脇の下、股下の縫い代に少し切れ目を入れます。縫い目まで切ってしまわないように気をつけてください。
ハサミで切ったらクズが出るのでコロコロや掃除機などで丁寧に取ります。
後ろ身頃の背中を合わせ、首の開く部分と尻尾の穴の部分は縫わず、尻尾の穴の上部分と下部分をマチ針でとめて縫います。背中の開き口の下と股の部分は破れやすいので、返し縫いをしておくと良いです。
尻尾を出さずにしまっちゃうよ!という場合は穴を開けずにつなげて縫っても良いです。(おしりがモコモコになるけどそれはそれでかわいいです。)
縫い合せた後ろ身頃と前身頃を重ね、マチ針でとめて、肩・脇・股下を縫います。袖口と足のすそは縫い代まで続けて縫います。
肩(エリ)は折り返せなくなるので縫い代まで縫わずに止めてください。エリ(肩)は脱ぎ着の時に使うので破れやすいです。襟のトメのところは返し縫いをして強化しておくと破れ防止になります。
袖口を折り返し、ぐるっと縫います。縫い代が少ないのでなみ縫いよりかがり縫いのほうがめくれてこなくて良いと思います。モコモコしているので縫い目が荒くても見えません。細かく縫わなくてもほどけない程度に荒くても大丈夫。
裾を縫います。ゴムを入れて少しすぼめます。
ゴムはなるべく細い物を。100均でも売ってます。
ぐるっと縫ってからゴムを入れても良いですが、生地が厚くてゴムを入れにくいので私は縫いながらゴムを間に入れて縫っていきます。ゴムの端が抜けてしまわないように長めに出すか、どこかに留めておいてください。なみ縫いで大丈夫です。
ゴムを入れて少しすぼめた状態です。ほんのちょっと裾がふわっとすぼめば良いのでそんなにきつく締めなくてもよいです。
エリ、背中の空き口を縫います。縫い代を折り込んでマチ針でとめ、かがり縫いしていきます。肩の合わせ目や角は余った縫い代をうまく畳んで縫ってください。
背中の開きの重ねる部分にホックやボタンマジックテープなどをお好みでつけます。
【ナイトキャップの作り方】
前と後ろを合わせ三角の部分を縫い合わせます。なみ縫いで良いです。
縫い始めと縫い終わりはほどけやすいので少し返し縫いをしてください。縫い代部分まで続けて縫います。
ゴムを挟みながら縫い代を縫います。なみ縫いで良いです。途中でゴムが抜けないように気をつけて。最後にゴム通して入れても良いです。
あまりキツくならないようにほんの少しだけゴムを締めてとめます。頭にかぶせてみて調節してください。
帽子はうしろが前より少し長くなっています。ニコルの片耳にかぶせたら、うしろを後頭部の丸みを包むようにグイッと引っ張ってかぶせると脱げにくくなります。
ライブに連れて行って移動する時などはがっつりかぶせてしまうと脱げにくくなるので紛失しづらいと思います。
出来上がりです
お好みでボタンなど付けてください
タオルで作る簡単エリなしジャケット
100均タオルで作るエリなし袖なし簡単ジャケットです。
長さを変えてショート丈、ロング丈が作れます。
前オープン羽織るボレロ型(簡単)と前をボタンやホックでとめるボタン型の2パターン作れます。
【基本の作り方】
①タオルに型紙を乗せて写します。
ぬいしろは1cmくらいつけてください。
置く時にぬいしろが取れるか確認しながら置いてください。
⚠タオルには伸びる方向と毛並み?があるのでパーツを置く方向は揃えてください。(全部縦向きに取る、全部横向きに取る、上下を揃える)
あとで形が変わってしまって合わなくなります。、
ななめに取ると歪んで合わなくなりますので注意!
②ワキの下4ヶ所のぬいしろにハサミで切り込みを入れておきます。
③切り口からカスが出るのでにコロコロでキレイにしてください。
④前身頃と後ろ身頃を中表に合わせ、マチ針でとめて肩を縫い合わせます。
エリのぬいしろまでは縫わないように気をつけて。袖口のぬいしろは縫ってもよいです。並縫いでOK。
後々ほどけないように、エリ側は少し返し縫いしておくと良いです。
⑤さっき縫った肩を開き、ぬいしろも平らに開き、袖口のぬいしろを折ってマチ針でとめます。
並縫いで良いですが、丁寧にしたい方はかがり縫いすると良いです。お好きに。
⑥ワキを合わせてマチ針でとめ、スソまで縫います。ぬいしろまで縫ってしまって良いです。
⑦フチのぬいしろをできあがり線のカーブに合わせて丸く折りマチ針でとめていきます。カーブがきついところはていねいに!
ぐるっと一周縫います。
ボレロ型(前オープンタイプ)はこれで完成です
【ボタン型(前とめタイプ)】
⑧ボタンつけ位置にホックなどをつけ、表側に飾りボタンをつけます。止め具はお好きなものをどうぞ。
玉縁ボタンホールしてもよいです。ちょっと大変ですが…
玉縁ボタンホールの作り方
https://twitter.com/bam65bi/status/919868362389204992?s=21
ボレロ型なら楽に作れると思います。
初心者さんでも縫い目が荒くても普通の裁縫セットに入っているもめん糸でタオルの色に近い色で縫えばほとんど埋まって見えないと思います。
タオルと同じ色の糸を買ってくればほぼ平気です。
(わざと赤い糸でザックリ縫ったものです。そんなに縫い目は目立ちません。同系色の糸ならわからないと思います)
フチ周りや袖口を縫う時は表に出る縫い目が小さくなるようにちょっと気をつけたらさらにキレイにできると思います。
【モコモコ生地で作る場合】
タオルのかわりにあったかモコモコ生地で作ってもかわいいです。
タオルより少していねいに縫わないとせっかくの毛並みが潰れてしまうので注意点を記載しておきます。
今回使用したのは100均で購入したこちらのスヌード
縫い目を探して糸を切り、ほどいて解体します。
型紙を写します。ぬいしろは型紙のまわり全て1cmずつ付けてください。配置するときにぬいしろがぶつからずにちゃんと取れていることを確認して置いてください。
モコモコ生地は裏地が目の粗い布になっていることが多いです。
毛も巻き込んでジャキジャキ切ると細かい毛が舞って大変なのでなるべくハサミの先で裏の布だけをすくって切っていくと良いです。
(コロコロや掃除機で吸うからいいわ!という方はジャキジャキ切りましょう)
全て切ったらコロコロで切り口すべての切りカスをキレイにします。
切り取ったあとの残った生地も細かいカスが出るのでコロコロしておくと良いです。
肩と脇の縫い合わせは普通に並縫いで良いですが
そで口とフチ周りは並縫いすると表の毛が潰れてしまうのでかがり縫いがおすすめです。
ぬいしろはガッツリ糸を通して良いですが、表になる部分のほうは縫い目が出ないよう、表の毛を潰さないように、裏地の生地を針で少しすくって縫ってください。
裏地をちょっとすくって、ぬいしろに糸を通して軽くひっぱって、を繰り返してとめていきます。
(おわかりいただけただろうか)
おもての毛並みを潰さない、だけ気をつければ縫い目も目立たないのできれいにできると思います。
フェルトで作るニコル用靴
フェルトで作るニコル用靴の作り方です
おもに100均の材料で作れます
【用意するもの】
【材料】
フェルト2枚(表用と靴底用)
シールフェルト1枚(裏地用)
靴ひも(45cm×2本)
ひも穴をあける道具
目打ち、穴開けポンチ(3mm)など
糸は普通のもめん糸で大丈夫
プリント番号はツイッター(@bam65bi)でツイートしていますのでそちらを見てください
【道具】
目打ち、穴あけポンチなど
靴紐を通すためにフェルトに穴を開けます
目打ちでもできますが綺麗に開かないこともあるので穴あけポンチというものがあればそちらのほうが良いです
木づちで叩いて穴を開けます
100均にも売ってる時がありますが手芸屋では一本数百円でレザークラフトコーナーにあります
目打ち↓
【作り方】
①表地用と靴底用のフェルト、裏地用のシールフェルトにそれぞれ型紙を写します
②裏地用のシールフェルトのみ切り取ります
③表地用、靴底用のフェルトに切ったシールフェルトを乗せてみます
↑水色のラインはあとで縫うところなので裏地が縫い目に掛からないように、
赤い部分はあまり端っこまであると出来上がったときに裏地が見えてしまうので2〜3ミリくらい内側になるように、裏地が大きすぎる時は少し切って調節してください
(画像はすでに切ってありますが切らないほうが穴を開けやすいので表地用のフェルトはまだ切らないでください)
位置が大丈夫そうならシールを剝して貼ってください
④靴ひも通し穴を開ける
目打ちを指して穴を開け さらにプスッと深めに刺してグリグリと穴を広げます
(穴を開ける時は下に厚めの雑誌やタウンページやタオルなどを置いてプスッとしてください。怪我をしないように)
フェルトが伸びたり破れないように力加減に気をつけて!
穴が小さいとすぐ塞がってしまうので結構広めに広げておいてください
↑革用の穴あけポンチ(3mmか4mm)があればそのほうが良いです。木槌かゴムカナヅチでポンと叩けばきれいに開きます
⑤表地用と靴底用のフェルトを切ります
⑥足の甲の部分↓
ここをなにか丸いものにゴリゴリして伸ばすようにして丸みをつけます。破れたり端が伸びたりしないように気をつけて
こんな感じになると完成した時形が良くなります
⑦靴底の中心(赤い印)と表地の中心(赤い印)を合わせてマチ針でとめ、
靴底の半分のところ(緑の印)まで左右にカーブに合わせてマチ針でとめていきます
(前半分はまだとめないで)
⑦靴横から反対側まで本返し縫いでまず靴底の半円を縫います
つま先側と重なる部分(水色の印部分)はまだ縫わないで
(半分縫ったら一度とめるか途中で針を休めておく)
縫い代は布端から3mmくらいを保って。布端が外れないように気をつける
⑧つま先側の布の中心(赤い印)と靴底の中心(赤い印)を合わせ、かかと側の布がつま先側の布の上にかぶさるように重ねてマチ針でとめます
3枚重なる所は布が外れないように気をつけて
⑨本返し縫いで残りをぐるっと一周縫います
縫いおわりは靴の中で見えないように玉結びします
はじめに長めに糸を残して縫い始め最後に中で縛っても良いです。やりやすいほうで
※縫う時に靴を広げたり力をかけすぎてつま先の縫い目の布(黄色印)が外れないように気をつけて
⑩靴ひもを穴に通して完成です
通しにくい時は少し刺したら毛抜きでひっぱってください
靴ひもは細めのリボンでもいいですが○イソーの手芸コーナーに売っているスエード調のひもがオススメです
フェルト以外の布(合皮など)でも作れますが、フェルトの厚みを考慮してあるので素材によっては大きすぎることもあります。調節してください
袖なし簡単ニコル用Tシャツ
Tシャツをリメイクして作る袖なしTシャツの作り方です。簡単なので是非作ってみてください。
Tシャツ生地用の型紙です。お古のTシャツで作れます。裁縫苦手さん向けの作り方です。
わかりやすいように荒い縫い目で縫ってありますが、生地と同色の糸なら縫い目が荒くても目立たないので手縫いで荒めでも大丈夫です。
①Tシャツの裾をそのまま使うと簡単です。
裾を使わないときは縫い代をつけて切ってください
脇の下に切れ目を入れておきます
②中表に合わせマチ針でとめて肩を縫います。エリの縫い代は縫わないように。袖は少し縫ったほうがやりやすいです
③肩の縫い代を開いて広げ、そで口の縫い代を折り上げて縫います。ほつれが気になる場合は三つ折りにすると良いです。
④エリの縫い代を折ってマチ針で止め、縫います
着脱は首からするのであとからほどけやすいです。
縫い始め、縫い終わり少し返し縫いをしておくと良いです。
縫い代を三つ折りにしてかがっても仕上がりがきれいです
こんなかんじに肩の縫い代もうまくたたんで縫ってください
⑤脇を縫います
元のTシャツの裾を使わないときは最後に裾の縫い代を折って縫ってください
完成です
Tシャツの布で作るのでほつれにくく作りやすいと思います。メッシュのものや伸縮性のあるものはほつれやすいものもあるのでオススメしません
着脱はエリに脚から細くなって着せます
エリは少していねいに縫うとあとからほどけにくいと思います
基本のズボンの作り方
ニコル用ズボンの作り方です。丈を伸ばせば長ズボンになります。
①布を切ります。右脚パーツと左脚パーツは形が対称です。同じ形を2つ切らないように
しっぽ穴の位置もしっかり印をつけておく
②中表に合わせて股上を縫います。しっぽ穴は縫わないのでマチ針で位置を合わせておく。
私はゴム入れ口は前の合わせ目を開けておきますが
前の股上を全部縫ってしまいウエストを閉じる時に少し開けておくほうが簡単です。お好きな方で
③輪になるように開き縫い代も開きます。
股下を合わせてマチ針でとめて一気に縫います。
④裾を折り上げて縫います。縫い代は開きます。
ほどけるのが気になるなら三つ折りがおすすめです。
⑤縫い代を折ってさらにゴム入れ部分を下に折ります。ゴムが入るようになるべく端を縫います。
合わせ目を少しあけておく方法とゴム入れ部分を少し縫い残してゴムを入れる方法があります。
⑥しっぽ穴まわりの縫い代をおさえてかがっておくと仕上がりがきれいです。ミシンならおさえステッチをかけても。ほつれ防止になります。
⑦ゴムを入れて完成です。