フェルトで作るニコル用靴
フェルトで作るニコル用靴の作り方です
おもに100均の材料で作れます
【用意するもの】
【材料】
フェルト2枚(表用と靴底用)
シールフェルト1枚(裏地用)
靴ひも(45cm×2本)
ひも穴をあける道具
目打ち、穴開けポンチ(3mm)など
糸は普通のもめん糸で大丈夫
プリント番号はツイッター(@bam65bi)でツイートしていますのでそちらを見てください
【道具】
目打ち、穴あけポンチなど
靴紐を通すためにフェルトに穴を開けます
目打ちでもできますが綺麗に開かないこともあるので穴あけポンチというものがあればそちらのほうが良いです
木づちで叩いて穴を開けます
100均にも売ってる時がありますが手芸屋では一本数百円でレザークラフトコーナーにあります
目打ち↓
【作り方】
①表地用と靴底用のフェルト、裏地用のシールフェルトにそれぞれ型紙を写します
②裏地用のシールフェルトのみ切り取ります
③表地用、靴底用のフェルトに切ったシールフェルトを乗せてみます
↑水色のラインはあとで縫うところなので裏地が縫い目に掛からないように、
赤い部分はあまり端っこまであると出来上がったときに裏地が見えてしまうので2〜3ミリくらい内側になるように、裏地が大きすぎる時は少し切って調節してください
(画像はすでに切ってありますが切らないほうが穴を開けやすいので表地用のフェルトはまだ切らないでください)
位置が大丈夫そうならシールを剝して貼ってください
④靴ひも通し穴を開ける
目打ちを指して穴を開け さらにプスッと深めに刺してグリグリと穴を広げます
(穴を開ける時は下に厚めの雑誌やタウンページやタオルなどを置いてプスッとしてください。怪我をしないように)
フェルトが伸びたり破れないように力加減に気をつけて!
穴が小さいとすぐ塞がってしまうので結構広めに広げておいてください
↑革用の穴あけポンチ(3mmか4mm)があればそのほうが良いです。木槌かゴムカナヅチでポンと叩けばきれいに開きます
⑤表地用と靴底用のフェルトを切ります
⑥足の甲の部分↓
ここをなにか丸いものにゴリゴリして伸ばすようにして丸みをつけます。破れたり端が伸びたりしないように気をつけて
こんな感じになると完成した時形が良くなります
⑦靴底の中心(赤い印)と表地の中心(赤い印)を合わせてマチ針でとめ、
靴底の半分のところ(緑の印)まで左右にカーブに合わせてマチ針でとめていきます
(前半分はまだとめないで)
⑦靴横から反対側まで本返し縫いでまず靴底の半円を縫います
つま先側と重なる部分(水色の印部分)はまだ縫わないで
(半分縫ったら一度とめるか途中で針を休めておく)
縫い代は布端から3mmくらいを保って。布端が外れないように気をつける
⑧つま先側の布の中心(赤い印)と靴底の中心(赤い印)を合わせ、かかと側の布がつま先側の布の上にかぶさるように重ねてマチ針でとめます
3枚重なる所は布が外れないように気をつけて
⑨本返し縫いで残りをぐるっと一周縫います
縫いおわりは靴の中で見えないように玉結びします
はじめに長めに糸を残して縫い始め最後に中で縛っても良いです。やりやすいほうで
※縫う時に靴を広げたり力をかけすぎてつま先の縫い目の布(黄色印)が外れないように気をつけて
⑩靴ひもを穴に通して完成です
通しにくい時は少し刺したら毛抜きでひっぱってください
靴ひもは細めのリボンでもいいですが○イソーの手芸コーナーに売っているスエード調のひもがオススメです
フェルト以外の布(合皮など)でも作れますが、フェルトの厚みを考慮してあるので素材によっては大きすぎることもあります。調節してください